STSSのテニスノート

テニスのこと、いろいろ。

負けないチカラ

負けないチカラ。

ラファ、21回目のグランドスラム優勝おめでとうございます。

さらに、ダブルグランドスラム達成、素晴らしい!

そして、メドベ残念。完全アウエーな雰囲気の中のプレーはしんどかった。

決勝で5時間24分の試合時間はまさに死闘。

やはり、3セット目のトリプルブレークポイントをメドベが取り切れなかったのが、すべてなのかもしれない。いや、ラファの何としても取らせまいとした執念みたいなものが、勝負の分かれ目だったのか。そして、絶対に勝てる、決して諦めない、という自分を信じるチカラ、負けないチカラが勝利を呼び込んだのかもしれません。

 

新年あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。

 

新年早々、テニス界ではジョコビッチ選手がオーストラリアの入国を拒否されたというニュースでザワついています。なんと両国の首脳が声明を発表して外交問題に発展しそうな勢いです。メルボルンがあるビクトリア州政府の特例許可を連邦政府が拒否をしたという、どちらかというと内政の話にジョコビッチ選手がとばっちりを受けた感じでしょうか。裁判で決着をつけようとしていますが、オーストラリアンオープンに間に合うのでしょうか。見守るしかありません。

⑧遅いボール

⑧遅いボール。

遅いボールを苦手としている人は少なくないです。その原因の多くはボールを押せないこと。インパクトの時にボール3個分くらい押し出すようにして打つ打ち方です。遅いボールが苦手な人の特徴はインパクトの感覚が点で、それだと遅いボールのときにタイミングや面の向きが微妙にズレて難しく感じます。なので、多少タイミングやインパクトポイントがズレても大丈夫な押す打ち方が良いのです。押す打ち方は押している間は面の向きが変わらないのでコントロールしやすいです。

では、右利きフォアハンドストロークの押す打ち方の説明です。

押す打ち方は基本的には踏み込んで打ちます。

➊ボディターンしてラケットセットした形でボールの後ろに入ります。

➋自分なりのタイミングで軸足(右足)に重心をのせ、打つキッカケを作ります。

➌軸足に重心をのせたまま、踏み込みの足の「かかと」をコートにつけます。

➍滑らかに重心を踏み込んだ足に移します。

➎踏み込んだ足を踏ん張りながらボールを3個分くらい押し出すように打ちます。

➏適度なフォロースルー(体が勝手にやってくれます)

以上です。

気を付けるポイントは➌の踏み込みを「かかと」から入るところ。ヒールコンタクトと言って、重要です。つま先や足の裏全体で入るとヒット(衝突)の打ち方になってしまったり、いろいろな微調節をしずらくうまく打てません。

歩くときはかかとから着地するので、前に歩きながら素振りをして感覚をつかみましょう。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

⑦低く短いボール

⑦低く短いボールの返し方。

このボールは、球種関係なく低く(ネットギリギリの高さで)飛んできて、ベースラインよりもかなり前でツーバウンドします。さらにツーバウンドするまでの時間がとても短い。なので、アッと思った時にはボールはツーバウンドしていて点を落とします。

このボールの厄介なところは、普通のラリーのボールと同じような雰囲気・空気感で突然やってきます。なぜなら、このボールは打とうと思って打っているボールではなく、普通に打ち返そうと思ったらたまたま低く短く行ってしまったボールなので、そのようなボールが飛んでくる気配は全く感じられません。本当に、えっ⁈、というタイミングでボールが飛んできます。

ではどうするか。とにかく反応を早くします。そのためには正しいスプリットステップが重要です。

スプリットステップとは軽くジャンプしてレディポジションの形で着地して構えることを言います。そして、正しいスプリットステップとは、着地のタイミングを相手のインパクトに合わせたものです。このタイミングを合わせるのは結構難しく、タイミングを合わせるためのレディステップなるものも存在します。錦織選手のフットワークをよ~く見てみるとスプリットステップの前にチョコチョコチョコと小刻みなステップをしていることがよくあります。これがレディステップです。機会があれば確認してみてください。この一連の動作ができると反応がとてもよくなり、低く短いボールだけでなく、前後左右の守備範囲が広がるので、ぜひ、試してみてください。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

⑥曲がるボール

⑥曲がるボール。

曲がるボールの代表的なものがスライスサーブです。特に左利きのスライスサーブは右利きのバックハンドの外側に逃げて行くのでとても返しづらいです。スライスサーブを打ち返すポイントは斜め前にボールを取りに行きます。外へ逃げて行くからと真横にボールを追いかけると、ドンドン逃げていきます。なので、逃げて行く前に打ち返すため、斜め前にボールを取りに行きます。

あと、サーブだけに限って言えば、ポジション(立ち位置)を最初から曲がる方へズラして立ちます。アマチュアレベルであれば回転系のサーブはスライスかスピンのどちらかしか打てない場合が多いので、最初からその回転に合わせたポジションにズラして立った方が対応が楽です。

もう一つ、左利きのスライスサーブが右利きのレシーバーのフォアハンド側に入ってきたときは、可能な限りバックハンドに回り込みましょう。フォアハンド側に入ったからとフォアハンドで返そうとすると身体に食い込んでくるので打ちづらいです。バックハンドに回り込むことはあまりないのでイメージしにくいかもしれませんが、割と上手くハマりますので試してみてください。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

⑤滑るボール

 

⑤滑るボールの返し方。

 

滑るボールといえばスライスです。

相手のボールと同じ球種で返すのが基本です。

なので、スライスはスライスで返します。

とは言うもののドライブで返したい時もあるので、

ドライブで返したい時の注意点をお話しします。

スライスをドライブで返したい時は踏み込んで、

スクエア―スタンス、またはクローズドスタンスで打ちます。

滑ってくるスライスは打点が低くなり、

オープンスタンスだと手打ちになりやすくなるので、

踏み込んで体重移動でボールをしっかりと押して打ちます。

押して打つことでボールがラケットに押し付けられて、

ドライブがしっかりとかかるようになります。

ちなみに、スライスでなくとも低い打点の時は踏み込んで打ちます。

 

また、滑ると似たような感じの「どフラット」で伸びてくるボールがあります。

このボールは勢いがあるので、

面をしっかりつくって合わせるようにして打ちます。

スタンスは何でも構いません。

低い姿勢で丁寧に打ちます。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。